「ティン庫ないのに、なんで男だと思うの?」って聞かれた話

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※今回の記事には放送禁止用語(?)が使われてますが、こういう言葉を使うと、性的な意図がなくても伏字にしても、どっかの誰かに理不尽に怒られるそうなので、飯山が勝手に作った言葉に言い換えました。腹立つ。意味は汲んでください。

ちっす! 飯山淳三郎です!こんだけの長さはないですね!

以前使っていたブログの過去の記事を読み返したら、「これはこのブログに初めて来た人にはいいかもしれないなあ。うん」と思えるものもあったので、多少の手を加えて載せていこうと思います。読んだことある人も読んでみて下さい。「書き下ろしありの単行本!」みたいな。それに合わせて以前のブログの記事はすべて非公開にしました。移転したのに古い店を開けてても「新鮮味0点」の評価を持たれるだけだからね!

 

 「ティン庫がないのに男?なんでそう思うの?」と聞く訳

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これは数年前にある人からされた質問です。俺のような人間と相対したことがなかった人でした。その人は決して悪意ある意図ではなく、知的好奇心から謎を解きたくて聞いた質問でした。だからこの質問は「ティン庫もないくせに男だと?何言ってんだ気持ちワリィ。俺はお前を男だなんて認めねえからな!」という意味合いではなく、「アンパンマンの首から下はなにで出来てるの?(・ω・ )という質問と純粋度は同じだと言えるでしょう。

 

でも俺はその質問をされた時、何も答えられませんでした。なぜなら、そんなこと聞かれるとは思わなかったし、「なんで俺は俺を男だと思うんだろう?」なんて考えたこともなかったから。相手にしたら当然の疑問だったんだろうけど、当時の俺にとってはものすごく意外な質問でした。なぜ俺にとって意外な質問だったか、最後まで読み進めれば分かります。

人の性別は肉体の性別のみでは決まらない

 

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あまり知られてませんが、人間の性別は3か所に存在してます。

「肉体の性別」

いわゆる性器がどっちなのかということ。生物学的性別と表現されることもある

「社会的性別」

周りから認識されている性別、または役割としての性別

「心の性別」

自分で感じている自分の性別。脳の性別という表現もある。

 この三つです。f:id:iiyamajunzaburou:20170520201113p:plain

ほとんどの人がこの三か所にある性別が同じなので、これらの存在すら意識することはないでしょう。

ヾ(・ω・ ) 「せんせー 二つ目の『社会的性別』についてもう少し詳しく教えてくださーい」

周りから求められる性別とか、自分で果たしてる性別の役割ってところなのかな?例え本人が望んでなくても。「男なんだからこうしろ」とか「女だからこうするの」とか。これによって苦しむのは性同一性障害者に限らないね。

飯山淳三郎は「心の性別」だけが他と違った

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で、話は戻るけど、俺の場合、生まれた時の状態は「肉体が女」「社会的性別も女」「心の性別が男」だったということです。つまり「三つとも同じであればいいが、そうではなかった。性別の同一性に障害があった。ゆえに『性同一性障害』である」という事ね。言葉としては非常に的確だねえ。

他に「肉体の性別」だけが違う、「社会的性別だけが違う」というパターンも

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このブログは性同一性障害である俺のブログだから「心の性別」だけが違う性同一性障害をメインに取り上げます。でも最初に言っておくと「肉体の性別」だけ違うパターンと、「社会的性別」だけ違うパターンも存在します。

 (・ω・ )「肉体の性別だけ違うってのは、例えば?」

体は女、でもその人は自分のことを男だと思ってる。そして社会的性別は心の性別のとおりに男。

(・ω・)「・・・・・・全然分からん」

むかーしむかし、ある所に中肉中背の夫婦がいました。

Σ(・ω・ )「!?」

子供になかなか恵まれず、近所からは「種無しメロン2017 with T.K」などと陰口を叩かれていました。そんなある日、夫婦に子供が生まれました。玉のようにかわいい女の子です。両親にかわいがられて育った女の子はたくましく育ちます。男の子とばかり遊び、女の子が着る洋服を嫌い、小学校に上がるころには長い髪は邪魔だからと工作のハサミを使って、バッサリと自分で髪を切ってしまいました。正義感も強く弱い子を守ったりもしていたので、周りではその子が実は女の子であることを知らない人もいました。そのうち、学校の先生もクラスメートもその子を男の子として扱うようになりました。めでたしめでたし。

引用:「昔話 男姫」より(飯山出版)

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これがそのパターンだな

( ̄Д ̄;;「(種無しメロンって・・・)な、なるほど。そーゆーの、結構ありそうかもな。子供のうちは特に」

だろ?まあ、あくまで「子供だし思春期までの許されてるうち」とか、期間限定な部分もあるけどな。

(・ω・ )「でも、この話の女の子って性同一性障害でもあるよな?」

お!そこに気づいたか!そう、この肉体の性別だけが違うパターンは、性同一性障害は子供のころに一時期、経験してる人が結構いるんだよな。特に俺みたいな「体女で心男」のパターンは特に。

(・ω・ )「体も心も性別が同じで、社会的性別だけ違うパターンなんてあるか?」

漫画でよくある「先祖代々伝わる秘伝の最強の武術を継ぐため、男として育てられたが、実は女」ってキャラいるだろ?例を挙げるとしたらあれだな。

(・ω・; )「な、なるほど」

 

あとは、離婚してシングルマザーになった女性が「今日からあたしが一家の大黒柱で父親役もやらなきゃ!」ってパターンも、かなり限定的だけど該当する部分あるかもしれん。昔は性同一性障害じゃないのに、男に対抗するために男っぽい恰好までする人もいたし。もう少し分かりやすい例で言うと、貧乏旅行中に治安が悪い国で防犯のために女の子が男装してたら、現地人の友達に本当に男だと思われて、重い荷物を運ぶことを求められるとか。

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(・ω・ )「なるほど。それはほんとにありそうだな。」

まとめ

性別は「肉体」「社会的」「心」の三つの場所に存在している。ほとんどの人が三つとも同じ性別だがそうではない人もいる。飯山淳三郎は心の性別が男である。だから肉体が女でも自分を男だと思う。

追記

それでも「なんでティン庫がないのに男だと思うの?」と言われたらこう言うしかない。

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(-。-;)「・・・・なるほど。」

相手が嫌な聞き方じゃなく普通に聞いてきたなら、「心の性別が男だから。その原因は俺も知りたい。いつか学者が解明してくれるんじゃないかと思う。」と答えればいいんじゃないかねえ

おまけ

 (・ω・ )「最後にさ、なんで『ティンコ』じゃなく『ティン庫』にしたの?」

貯蔵庫だから。